

仕事も SDGsも 根本は本気で人を想えるか
東京営業部 部長 1994年入社
千尋 基伸
introduction
入社1年目は小樽工場の勤務で製品の製造工程を学び、札幌営業所に配属されました。その後自ら手をあげて、東京営業所へ転勤。当時誰も手をつけていなかったホテルへの受注をとりつけ、今では東京営業所でも多くのホテル案件を受けるように。自分が本当に興味のあるものに向かう時に、エネルギーが高まるタイプです。
今は当社開発の高濃度人工炭酸泉の普及にアイディアを巡らせています。まずは自宅に導入し、自分の体感も大切にしたいですね。
仕事の原点は、人の役に立つこと
人への関わりを大切に
北海道の工場勤務から始まった私の日ポリでの仕事人生は、会社の歴史に残る方々と一緒に仕事を共にできたことで大きく豊かなものとなりました。30代の頃はひたすら忙しく、お客様の期待に応えるために時間をかけ体を張って働き続けた思い出が強いのですが、ある時先輩から「自分に関わる人にもっと興味をもって」と言われ、仕事だけを追いかける殻を破って現在に至ります。興味の対象がモノやコトだけにとどまらず、人にまで広がったことで仕事を取り巻くまわりの環境への気づきが増えましたね。社内の人が何を考えているか、今どうしてそのことに取り組んでいるかなどを気にかけると、良い方向へ導けるということも実感しました。人への関わりや想いは、仕事だからと割り切れるような軽いものではないなと感じますよ。だから私は今も楽しい、歓びがある仕事人生を送っています。

本気で社会貢献に取り組まないと
真のSDGsとは言えない
この頃SDGsが盛んに話題になっていますが、当社でもどう取り組むべきかをかなり話し合いました。その中で出たのは、「表面だけならやりたくない」「気持ちがはいらないものはやりたくない」といった意見です。当社は阪神淡路大震災や東日本大震災での給水活動や仮設住宅の建設に対して、社員の多くが最前線で活動してきました。体裁のための社会貢献活動に対してアレルギーが強く、本気で社会貢献に取り組むことを大切にしています。私自身もやると口にするからには本業でお客様にしっかりと応えながら続けられること、仕事と無関係でなく仕事と一緒に心を傾けられることがよいと思っています。創業者も、身近な人の真に役立つために行動することを私たちに求めていました。身近な人に応えること、自分たちの仕事を通じて行う活動、いつもどおりに振る舞うことをSDGsでも約束しますし、でなければやりません(笑)

「すべての人に健康と福祉を」
それが日ポリ化工の進めるSDGs
日ポリ化工は創業当時から、ユニットバスを世の中に提供するという仕事を生業としています。売っているものは一坪前後のお風呂ですが、世の中に提供しているものは単なるモノではありません。「入浴」という日本人特有の文化を提供しています。湯船に浸かるという日本人特有の文化は免疫を上げたり、副交感神経に働きかけて質の良い睡眠をもたらしたりしています。ユニットバスにさまざまな視点を取り込むことで、自然と浸かる行動まで持っていくことが私たちの使命であり、真剣な想いのSDGsです。29年間仕事に熱中してきましたが、やはり大切なのは健康!健康だから楽しめたし、一生懸命に力を注いでこられたと思います。風呂で健康に、そして楽しい人生を送っていただきたいという想いを込めて、私たちのSDGsとしたいと考えます。
働く仲間の声
「新しい風呂文化を創造する」、それぞれの道でゴールを目指します。