それぞれのスキルや マインドを育てる 自家発電型のプログラムを

あらゆるキャリアの社員が、
体系的に学びつづけられる環境を

日ポリ化工は「新しい風呂文化を創造する」というビジョンを達成するために、これから中長期的にさまざまなことに挑戦していきます。その中で活躍できる人材の育成を担うのが「社内大学」です。ここではあらゆるキャリア、職種の人を対象に、大学のカリキュラムのように体系立てて学べる仕組みを用意しています。たとえば、ユニットバス一台の中に使われている大小約80個の部品一つひとつの値段を当てることでコスト感覚を磨いたり、これまでの仕事人生を振り返って役員の前でスピーチする機会をつくったり。一方的に講義を受けるだけでなく、体験型で楽しみながらスキルアップできるプログラムもたくさん開講しています。

社内大学が目指す
人育てのかたち

「新しい風呂文化を創る」。日ポリ化工の壮大なビジョンを、ここで働く人の力で実現していきたいと考えています。新たな文化を創っていくためには当たり前や常識にとらわれない発想が、そして世の中のスタンダードになるためにはその発想を普及させていくことが必要です。大切にしたいのは、世の中の潜在的なニーズを発掘できる人材を育てていくこと。私たちが目指しているのは今ある市場（レッドオーシャン）での戦いではなく、まだ誰も気づいていないブルーオーシャンの開拓です。もちろん、これは数年単位で実現できるような簡単なことではありません。10年、20年といった長い道のりになりますが、「新しい」を発想できる人材をしっかりと育てていきたいと思います。そして、「新しい」発想をスピーディーに形にしていくために、ユニットバスのプロフェッショナルを育てていきます。商品知識、素材知識、製法知識といったあらゆる知識や、さまざまな経験、ノウハウを社内大学の中で体系的に学ぶことで、より早くプロフェッショナルの道に近づけます。世の中を真っ直ぐに見つめ「新しい発想」ができる人材、新たな発想をスピーディーに高い品質で形にできる「プロフェッショナル」な人材、このような人を育てることで「新しい風呂文化を創る」というビジョンを人の力で実現していきます。

みんなが前向きに、楽しんで学べる
場所をつくれたら最高です

実は、この社内大学には、私自身に密かな夢があるんです。それは講座というソフトの充実だけでなく、学ぶ場所としてのハードも整えること。会社の歴史やアイデンティティーを知れるミュージアム、お風呂を中心にしたさまざまな関連書籍を集めたライブラリー、組立研修や商品検証ができるラボ、いつでも研修ができるフォーラム……など、社員が集い、互いに学びあえるスペースがつくれたら最高です。社内大学の使命はビジョンを達成するための人材の育成ですが、私はそれだけではないと思っています。会社に貢献することはもちろん、学びを通して一人ひとりが自分の人生を前向きに生きられる。そんな場所になれたら、嬉しいですね。