

現場を尊重し、 人を想う気持ちで作る工場が 最上の工場
開発部 課長 2006年入社
佐藤 直哉
introduction
数々のオーダーメイドユニットバスの設計を手がけた後、現在所属している開発部へ。 商品開発にとどまらず、品質性能試験の実施、新たな生産設備の導入、海外生産の立ち上げなど、幅広い業務を担当しています。現在特に力を入れているのが、「強い工場」を実現するための環境づくり。 安全性と品質の向上、一部エリアのショールーム化など、ものづくりの現場から日ポリ化工のビジョン達成に向けて取り組んでいます。
「強い工場」をつくるには、
働く人の安全を守ることから
「新しい風呂文化を創造する」。そのビジョン達成に向けた取り組みのひとつが、現在担当している「強い工場」づくりです。日ポリ化工は国内に自社の生産拠点を持ち、機械と人の力を融合させて、大量生産から小ロットのオーダーメイドまで幅広く対応できる稀有なユニットバスメーカーです。その力をさらに高め、業界での地位を確固たるものにしていく。そのためにも、ものづくりの現場である工場の強化は欠かせません。「工場の強化」と口で言うのは簡単ですが、では何を入り口に考えればよいのでしょうか?それは「安全」です。意外に感じる人が多いかもしれませんね。重すぎる、手間がかかりすぎる、つらすぎる、不安定すぎる、というさまざまな「〇〇すぎる」を取り除くことが安全のための活動です。安全のために行動すれば、工場がキレイになり、スムーズになり、品質と生産性の両方が上がります。製造部門の「〇〇すぎる」を、製造技術の力をもってひとつずつスムーズに変えていくことが私の仕事です。強い工場に向かって好循環の推進力となり、仲間の応援ができればと考えています。

日ポリ化工の優れた技術力を
もっと知っていただけるように
さらに本社工場内の第5工場の一部はショールームとして機能していますが、そこをさらに整備することも目標のひとつ。展示の仕方を工夫したり、すぐそばに性能検証をできるスペースをつくったり。取引先の皆さんは日本各地から訪問され、1日中滞在し様々な質問を投げかけられます。一度お越しいただくだけで日ポリ化工の高い技術力を存分に体感いただけるような場所につくりあげます。製造と開発を分厚く持つ当社の魅力を、ぜひ学生の皆さんにも知っていただけたらと思います。

誰かを喜ばせる。
それが私の仕事の基本です
私が仕事に取り組むとき、心の中には「誰かを喜ばせたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちがあります。それは強い工場づくりに取り組む際も同じ。一緒に働く仲間たちが力を発揮できるようにするにはどうすればいいか、誇りを持てるようにするには何をするのが一番か。いつもそんなふうに考えながら、プロジェクトを進めています。その原点はきっと入社5、6年目の頃のこと。設計時代にはじめて現場に出て、右も左もわからずに怒られて、自信を失って、情けなくて逃げ出したくなったことがありました。「もう辞めようかな」。そんな言葉が頭の中を巡る中、支えになってくれたのが同僚たちです。なぜか頼まれごとが多い性分で、こんな自分でも信用して、頼りにしてくれる仲間がたくさんいる。そのことに気づいてからは、辛いことがあってもこの人たちのために頑張ろうと思えるようになりました。だから、強い工場をつくると言っても、あくまでも人が中心。仲間が自信を持って仕事ができる、そんな場所にすることを目指しています。
働く仲間の声
「新しい風呂文化を創造する」、それぞれの道でゴールを目指します。