田邊
             
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製造部

田邊

やわらかい空気で周囲になじみながら、実は頭の中では全体の流れを冷静に見ている。前職では大型液晶テレビ向けパネル工場に15年間勤務し、自動搬送ロボットの保守保全や、チームリーダーとしての部下育成にも携わってきた。工場閉鎖をきっかけに転職を考え、以前から名阪国道沿いの赤い看板が気になっていた日ポリ化工へ入社。現在はキッチンカウンター製造部で、プレス成形、検品、バリ取り、フォークリフト作業まで幅広く経験しながら、各工程がどうつながっているのかを学んでいる最中だ。人の温かさに惹かれて入社しただけに、将来は「自分がいるから、この会社で長く働きたい」と言ってもらえる存在になりたいという。趣味はスノーボード。

異業種からの転身。人の温かさに惹かれ、日ポリ化工を選ぶ

田邊が日ポリ化工に入社したのは2024年。前職では大型液晶テレビのパネル製造工場で15年間働き、設備メンテナンスを担う保守チームのリーダーとして現場を支えてきた。設備トラブルへの対応や部下の育成など、製造現場の安定稼働を担う役割を経験してきたが、工場閉鎖をきっかけに、やむなく転職を考えることになる。

新しい職場を探す中で、ふと思い出したのが、以前から気になっていた会社の存在だった。趣味であるスノーボードへ向かう道中、名阪国道沿いをドライブしている時に何度も目にした赤い看板が、日ポリ化工との最初の接点だったという。

「前職は液晶パネルの製造という、かなり特殊な仕事でした。どこに行っても未経験に近い状態になるだろうと思っていたので、それなら自分が興味を持てる会社を選ぼうと思ったんです。看板で名前を知っていて、ユニットバスやキッチンカウンターを作っている会社だと知り、面白そうだと思いました」

実際に面接を受けたとき、仕事内容以上に印象に残ったのは会社の雰囲気だった。複数の企業を受ける中で、日ポリ化工の面接は”人の空気”がまったく違った、と振り返る。

「転職活動でいくつか面接を受けましたが、日ポリ化工は人の温かさが全然違いました。面接官の方がすごく話しやすくて、自然とここで働きたいと思えたんです。転職は初めての経験でしたが、この会社なら大丈夫だと感じました」

多国籍の現場で実感。コミュニケーションが仕事を前進させる力

現在、田邊はキッチンカウンター製造部に所属し、プレス成形や検品、バリ取り、フォークリフトによる製品運搬など複数の工程を担当している。入社してまだ1年余りだが、まずは現場の流れを理解することを優先しながら、日々業務を覚えている段階だ。

前職の大規模工場とは環境が大きく異なるが、特に印象的だったのは上長との距離の近さだった。管理職とフランクに話せて、現場の声が届きやすい環境に最初は驚いたという。

「前の会社では、管理職の方と話すのは大きなトラブルのときぐらいでした。でもここでは毎日普通に挨拶をして会話ができる。現場の声を集めて改善を話し合う機会もあって、風通しの良さはすごく感じています。製造部を挙げての技能運動会や年末の餅つきなど、役職に関係なく、みんなが一丸となって取り組む年中行事もありますし」

一方で、働き始めて最初に戸惑ったのは、多国籍の現場ならではのコミュニケーションだった。言葉や文化の違いがある中で、連携の難しさを感じる場面も少なくはない。

「外国籍の社員が多くて、最初は意思疎通がうまくいかないこともありました。でも仕事を覚えるうえでコミュニケーションは一番の近道だと思っています。ブラジル出身の方が多いので、今は簡単なポルトガル語を少しずつ覚えています。YouTubeで勉強している程度ですが、挨拶や仕事で使う単語だけでも通じると距離が縮まるんです」

毎日のこうしたやり取りを地道に重ねることで、少しずつ現場の関係性が築かれていく。

自分がいるから、ここで働きたい。そう思われる存在になる

田邊が製造の現場で大切にしているのは、人との対話だ。長く工場で働いてきた経験から、技術を身につける近道は人とのコミュニケーションにあると感じている。製造の仕事にはマニュアルや手順書も存在するが、それだけでは身につかない部分も多いのだという。

「マニュアル通りにやれば、ある程度まで仕事はできるかもしれません。でも長くやっている人には必ずコツがあります。マニュアルには書かれていない、こうした方がうまくいくという工夫ですね。だから自分は、上手い人や経験のある人と話すのが一番の近道だと思っています。話して、聞いて、吸収する。それが自分の経験になっていくと思っています」

こうした考え方の背景には、前職でチームリーダーとして働いていた経験がある。人の存在が職場に与える影響の大きさを実感してきたからだ。現場で働く人の一言が、誰かの働き方を変えることもある。

「将来的には製造のエキスパートとして現場を引っ張っていける存在になりたいと思っています。でもそれ以上に、自分がいるからこの会社で働き続けたいと言ってもらえるような人になれたらうれしいですね。前職で、辞めようとしていた部下が『あなたがいるから続けたい』と言ってくれたことがあったんです。それがすごく嬉しくて、今でも忘れられません」

入社してまだ1年余りだが、田邊はすでに現場の課題にも目を向けている。特に感じたのは、新しく入ってくる人にとって、仕事を覚えるための手順や資料がまだ十分に整理されていないということだった。

「入社して思ったのは、新人向けのマニュアルがあまり整っていないことでした。これから自分が任される立場になったら、手順書のようなものを作っていきたいと思っています」

まずは現場の仕事を確実に身につけ、そのうえで経験を整理し、誰でも仕事を覚えやすい環境をつくること。それが、田邊が次に取り組みたいと考えている挑戦だ。

これから就職する方へ

製造の仕事は黙々と作業するイメージを持たれがちですが、実際には人とのコミュニケーションがとても重要です。経験のある人に話を聞き、周囲と協力しながら仕事を進めることで、成長のスピードは大きく変わります。日ポリ化工は現場の声を大切にする風通しの良い会社で、国籍や立場を越えて協力しながらものづくりができます。人と関わることが好きな人、仲間と一緒に仕事を進めることを楽しめる人にとっては、きっと働きがいのある環境だと思います。

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