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経験が、自分の値打ちになる。エンドユーザーの困り事に対応する真のプロフェッショナル。
- 施工管理
- 新卒
- 1992年
施工管理部 課長
赤木
1992年、新卒で日ポリ化工へ入社。大阪・東京での営業、そして施工管理へ。豊富な経験を重ね、今では日ポリ化工の品質を支える存在に。現在はメンテナンス責任者を兼任し、今でも自ら現場へ出向くことも多い。”口うるさいおかん”のように細かいところまで目を光らせるが、その厳しさの根っこにあるのは「日ポリが保つべき高い品質」への強い思いとプライドがある。職人とも話が合い、後輩たちにとっては何より頼れる先輩であり続ける。プライベートでは長年マットピラティスを続け、頑固な肩こりと付き合いながら体を整える。また車とバイクを整備して整えるのも、長年続けてきた趣味である。
不具合を直すだけではない。お客さんの「困り事」と向き合うのがメンテナンス

ユニットバスは、納めて終わりではない。使われ始めてから初めて見えてくる不具合や違和感にどう向き合うかという問題がある。赤木が今、強く向き合っているのは、まさにその「納めた後」の仕事だ。
不具合が生じた際、壊れた箇所をただ単に直せばいい、という話ではない。実際には、設備の状態そのものだけでなく、使う人の感じ方まで含めて、納めた後の品質を支えていく必要がある。赤木は、メンテナンスを単なる補修対応ではなく、会社としての信頼を支える仕事だと捉えている。どれだけ製品や施工の質を高めても、最後の対応が粗ければ、ユーザーに残る印象は大きく変わってしまう。その意味で、メンテナンスは「納めた後の仕事」であると同時に、「次の信頼をつくる仕事」でもあるのだ。
「最終的には、お客さんが困っていることにちゃんと向き合えるかどうかやと思うんです。そこを雑にしたら、どれだけいいものを作っていても意味がないですから」
優れた製品をつくるだけでは足りない。使われ始めた後に何が起きるのかを見つめ、その声を受け止め、次につなげていくことまで含めて初めて、本当の意味での品質になる。赤木が今、メンテナンスという仕事に重心を置いているのは、その実感があるからだ。
持っているケーススタディの数が、自分の値打ち

頼りにしているのは、長年積み重ねてきた経験の引き出しだ。エンドユーザーが訴えている同じような不具合でも、その原因はまったく異なる場合も多い。施工条件や使用環境、経年変化。そのすべてを踏まえて判断するには、過去にどれだけ多くの現場・現物を見てきたかがものをいう。
「過去にこういうことがあったな、というのを知っているから、じゃあ今回はこうしようって判断ができる。いっぱい持っているというか、そういう積み重ねで、いろんな役に立てているんだと思います」
赤木が担っているのは、単なる不具合対応ではない。現場で起きている事象を見極めながら、その背景にある製品仕様や施工条件までさかのぼって考える。メンテナンスの立場にいながら、製造や開発に近い感覚でユニットバス全体を見ているからこそ、答えにたどり着ける場面が多い。
赤木は入社以来、大阪での営業経験を経て、東京への転勤、施工管理そしてメンテナンスと、さまざまな立場からユニットバスに関わってきた。現場で実際に組み立てに携わり、納まりを体で覚え、営業として顧客と向き合い、製品がどのように使われていくのかを見続けてきた。そのすべてが、今の判断の基準になっている。「ケーススタディがどれだけあるかが、僕の値打ちでしょう」と、静かに言い切るほど。
また、ユーザーに対応する際に、赤木がもっとも大切にするのは、目の前の現象だけを解決しようとすることではない。その背後にある、本当の困り事を理解し、解決へと導くことだ。しかもその判断は、メンテナンスの経験だけで成り立っているわけではない。営業、施工、製品理解、そして長年の現場経験が重なっているからこそ、製造や開発にまでつながる答えを持てるのである。
「大元のところを知ろうとしないと、根本は解決しないんです。エンドユーザーが何をしてほしいのか、何をしたら納得するのか。その本音を聞き出すために向き合わないと、解決にはならないと思っています」
エンドユーザーと向き合う、メンテナンスという新たな可能性

長年あらゆるタイプのユニットバスに関わってきた赤木は、会社としての現在地も率直に見つめている。優れた製品をつくるだけでは、ブランドにはならない。施工の品質、その後のメンテナンス対応、すべてが積み重なって初めて信頼が築かれていくと考えている。
「うちの製品は『高額品』ではありますが、まだまだ本当の意味で『ブランド品』になりきれていないと自分は思っています。エンドユーザーへの対応や、その後のフォローも含めて、まだまだこれから。ブランドになろうと思ったら、やっぱりみんながユニットバスのプロフェッショナルになるしかない。日ポリ化工のプロにならないといけないと思っています」
品質は自然に守られるものではない。現場で判断し、基準を守り続ける人がいてこそ維持される。赤木は、品質に関わる懸念は部署を越え、誰にでもはっきりと伝えるようにしている。それは長年現場を見てきた者としての責任でもある。
「最終的に判断するのは人ですから」
赤木が見ているのは、壊れた箇所そのものだけではない。なぜそこに不具合が出たのか、どの仕様や納まりが背景にあるのか、次に同じことを起こさないためにはどこを見直すべきか。そうした視点でメンテナンスを捉えているからこそ、その仕事はアフター対応にとどまらず、商品開発や製造改善にも近い位置にある。いろいろなことができる人がメンテナンスを担っていること自体が、日ポリ化工というメーカーの強さなのだろう。
多くの経験を積み重ねてきたからこそ見える基準がある。そして、その基準を次の世代へとつないでいくこともまた、自分の役割の一つだと考えている。メンテナンスは、壊れたものを直して終わる仕事ではない。そこで見えてきた事実を、製造や開発、次の提案へと返していく仕事でもある。そうした意味で、赤木が担っているのは、日ポリ化工の品質を“納めた後”から支えるだけでなく、次の商品や次の信頼にもつなげていく役割なのだ。
これから就職する方へ
日ポリ化工の製品に関わる以上、ユニットバスのプロフェッショナルであるという意識を持ってほしい。そして、自分の目で見て、自分で考えながら経験を積み重ねていってほしいと思います。困ったときには、必ず周囲が支えてくれる環境があります。現場での経験を大切にしながら、長くものづくりに関わっていってほしいです。





