企画設計部 堀田

堀田
             
  • # キャリア
  • # 企画設計
  • # モノづくり
  • # やりがい

  • 企画設計
  • キャリア
  • 2024年

企画設計部

堀田

1994年生まれ。北海道出身。大学ではプロダクトデザインを学び、新卒で住宅設備メーカーに入社。約7年間、浴室の開発に携わり、企画から試作、協力企業との調整、販促まで一貫して担当した。2024年、ヘッドハンティングをきっかけに日ポリ化工へ入社。高級層向けの特注ユニットバスという専門性の高さと、意思決定の速さに、強く惹かれたという。自分が設計したものを確かめに現場へ足を運ぶこともいとわず、いつも足取りは軽い。どこまでもプロダクトを自分の手で生み出すことに執着できる、生粋の開発者。休日はピアノを弾いて過ごすことが多い。

競合から転職。その決め手は「ものづくりの濃さ」

堀田は大手住宅設備メーカーで約7年間、浴室の開発に携わってきた。担当していたのは、単なる設計業務ではない。企画から試作、協力企業との交渉、工場での検証、販促まで、一つの製品を最初から最後まで追いかける立場だった。そうした経験を重ね「自分で考えたものを、自らの手で実現したい」という思いが強く根づいていった。

転機が訪れたのは、ヘッドハンターからの一通のメールだった。話を聞いてみたところ、特注ユニットバスを手がけるという、日ポリ化工の事業のあり方に強く惹かれる自分がいたという。

「前の会社では規格品をつくって、それを売っていくスタイルでした。でも日ポリ化工は逆で、営業が『こんな難しい案件があるんだけど、どうにかならないか』と持ちかけてくる。そこに設計や技術が全力で応えていく。その“逆回り”のやり方が面白いなと思ったんです」

さらに大きかったのは、会社の空気だった。日ポリ化工では、難しいことを前にしても「どうしたらできるか」の方向で話が進む。その前向きさと、意思決定の速さや小回りの利き方も含めて、「ここなら今までの経験を生かしながら、もっと面白いことができる」と感じたのだ。

人の暮らしにもっとも近い、浴室というプロダクトの魅力

入社後、堀田はすぐに難易度の高い案件を任されることになる。札幌のホテル案件では、前例のないガラス構成の浴室に挑戦した。

「ガラスだけで成立させなくてはいけませんでした。浴室とベッドルームがシームレスにつながる見え方を実現するため、支えを極力見せないガラス構成にしたいという要望だったんです。本当にできるのか、どうしたらできるのかをみんなで考え、実際に試作して検証して、構造として成り立つかを確かめながら進めていきました。そういう新しいことに挑戦できるのが、特注ユニットバスの面白さだと思います」

堀田にとって、この案件は日ポリ化工らしさを象徴する仕事でもあった。クライアントの要望をただ受け取るのではなく、実現の可能性を自身で考え、提案し、形にしていく。受け身に見えて、実はかなり能動的な仕事なのだ。ディベロッパーや設計者が持ち込む最新のトレンドや技術を、浴室という空間の中でどう成立させるか。その共創のプロセスに、堀田は強いやりがいと喜びを感じている。

堀田は今の仕事を「デザイン」というより「意匠設計」と捉えている。見た目だけを整えるのではなく、使う人の体験まで含めて設計することが本質だと考えているからだ。特に浴室は、裸で使うという非常に特殊な空間であり、機能性と感覚的な価値が凝縮されたプロダクトでもある。外側ではなく内側だけを考える製品であり、水という液体を扱い、身体を預け、くつろぐ。その独特さが、堀田には面白くてたまらない、そう嬉しそうに話す。

「人の生活に近い製品で、しかもすごく本質的なんです。体を洗う場所でもあるし、リラックスする場所でもある。しかも、その中に人が入る。そういうプロダクトって、実はあまりないですよね」

最先端で得た「生きた知見」を、開発へフィードバックしたい

今の堀田が感じている課題は、忙しさの中で“案件を回す”ことが中心になりやすい点だ。今扱っている仕事はどれも魅力的で、どれも新しい要素が入ったものばかりだという。一方で、その案件の中で得た気づきや発見を、組織全体の新しい提案へとつなげていくことが必要だ、と。前職では、自分たちから商品を提案し、育てていく側にいた。その感覚があるからこそ、今の仕事でも「受けた案件をやって終わり」にしたくないという思いが強い。

その象徴が、奨学金支援制度に応募して考えた手すりのアイデアだ。空間をすっきり見せながら、安全性も確保するために、壁に段差を設けて、そのライン自体を手すりとして機能させる。単独の手すりを後付けするのではなく、空間全体の中に自然に手すりの機能を溶け込ませる発想である。高級感やシンプルさを損なわずに、機能性を高める。その両立こそが、日ポリ化工らしい提案につながるのではないか、と堀田は考えている。

「受けた案件の中での気づきを、こちらから発信していけるんじゃないかと思うんです。開発部だけじゃなく、東京で特殊な案件や高級案件をやっている中で、自分に見えたことをもっと提案につなげていけたらいいなと」

転職して良かった、と堀田は率直に語る。もちろん、今後どんなキャリアになるかはまだわからない。だが、少なくとも今、自分の経験が生き、新しい刺激を受けながら、前向きな人たちと一緒にものづくりができている。その感覚がある限り、この選択は間違っていなかったと感じられる。気づきを見逃さず、形にしたいものを自分の手で追いかける。堀田はまさに、そういう執着を持った生粋のデザイナーなのである。

これから就職する方へ

新しいことを考えたいとか、ものづくりを自分の手で最後まで追いかけたいと思う人には、すごく面白い環境だと思います。難しい案件も多いですが、そのぶん刺激も多いし、周りも前向きに一緒に考えてくれます。前の会社で経験してきたことももちろん生きますし、場所を変えることで見えるものもたくさんある。ものづくりをもっと楽しみたい人には、ぜひ来てほしいですね。

企画設計部 堀田

採用情報

日ポリ化工